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【ヒビコレ家族の小さな旅/栃木県立博物館】


2024年10月に開館42周年を迎える栃木県立博物館は県営都市公園「栃木県中央公園」の中にある総合博物館。


中央公園を散歩しながら、興味のあるテーマ展などが開催されていると観覧料の安さもありお散歩の延長で寄ってしまう人も多いのでは?




栃木の歴史と自然を学ぶ/栃木県立博物館



「栃木県の自然と文化のあゆみ」が博物館の統一テーマ。


県内の山や川、多種多様な動植物、豊かな自然のもと築かれた人々の暮らしや文化遺産などが展示されています。


 頭上に翼竜プテラノドンが飛んでいるエントランスホールを進むと「スロープ展示」



日光の動植物を標高別に案内しているスロープを利用した展示で、標高の低い神橋から始まり一番標高の高い白根山まで、螺旋スロープを歩きながら見学していくとメイン展示室1と2がある2階へ辿り着けるようになっています。



展示室1では地質時代から現代までを時間軸に沿って展示してあり、各時代がテーマに沿ってわかりやすい展示物と解説で紹介されていています。


ティラノサウルスの頭骨、ステゴザウルスの全身骨格、半肉半骨のアロサウルス模型など、恐竜展示を見るとちょっとワクワクします。



栃木県に分布している中生代の地層は深い海の地層で、この時代栃木県に海があった事がわかります。その為、栃木県で出土する化石の多くがコノドントなどの微化石ですが、益子町八溝層群から発掘された中生代ジュラ紀の「クラナオスフィンクステス」を見る事ができます。



各時代のテーマは栃木県と関連づけられていて、時代の全体像と共にその時代の栃木県での自然や文化を知る事ができます。


展示室2は自然系常設展示のほか、自然、人文系のテーマ展、企画展を開催しています。

常設展示では、子供に人気のゲームの影響なのか「岩石・鉱物」が興味を集めているようです。


鉱石やキノコの展示が充実していて見応えがあります。

こんなにきのこが紹介されている博物館はあまりないかも…

蝶の標本も見事です。


自然系テーマ展示は年に1〜2回。化石、岩石、鉱物、動植物、昆虫などをテーマに開催。 人文系テーマ展示は年、5〜6回。歴史、民族、美術工芸などのテーマで開催。 企画展示は年3回開催。


個人的には2022年に開催された「異界〜あなたとふいにつながるせかい〜」が面白かったので、似たような企画展が開催されるといいなと願っています。


日本の年度区切りは4月から翌年3月なので、そろそろ2024年度の企画展告知がされるかな⁉︎


今は人文系テーマ展が開催中。

2022年に開催された「開館40周年記念特別企画展 鑑真和上と下野薬師寺~天下三戒壇でつながる信仰の場~」で紹介しきれなかった下野薬師寺と龍興寺の宝物を観られるテーマ展です。

期間は2月24日〜3月31日


下野薬師寺は2017年の修理(平成の大修理)を機に、足利尊氏によって改称された寺名を下野薬師寺に戻しました。 汚れを洗い落とした本堂天井雲龍図の龍のうねり感が素敵です。 龍興寺は下野薬師寺の別院として680年に天武天皇の勅願で健立されたお寺です。


テーマ展を観て、下野薬師寺や龍興寺に足を運ぶといった楽しみ方もありますね。 下野薬師寺の境内には樹齢100年越えの桜が4本あり、1本はソメイヨシノ。3本はエドヒガン。 エドヒガンの開花はソメイヨシノより1週間ほど早いので、これからのシーズンおすすめです。



県立博物館公式マスコットのみーたんは栃木市の後藤遺跡から出土したミミズク土偶がモチーフ

みーたんの元となったミミズク土偶は館内に展示されています!

(出張中のこともあります)

解説員の方が描いている「みーたんマンガ」のみーたんはとても可愛いですよ。

*「みーたんマンガ」は栃木県立博物館公式SNSにアップされます。


最近のみーたんマンガ


 

栃木県立博物館 公式サイト




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マニア垂涎の品揃え!/ミュージアムショップ



エントランスにあるミュージアムショップは企画展の図録や栃木県の動植物に関した自然系、歴史や文化に関した人文系など博物館刊行書籍などを取り扱っています。

子どもたちが夢中になりそうな鉱石や化石や、地元の銘店のお菓子などもあります。

ミュージアムショップ入口にはガチャもあり、街中などでは見かけないマニアックな内容のカプセルに興味を引かれます。


ミュージアムショップ入口


翼さんも宝物にしている化石


『みーたん』可愛いです



ミュージアムショップのみの利用には入館料はかかりません。

博物館を観覧しない方でも気軽に足を運べます。




◆ ミュージアムショップに『秀郷ガチャ』登場 ◆


秀郷ガチャ2種がミュージアムショップに登場しました!



『下野武士』と『ちびひでさと&どうめき』の2種類のキーホルダーのガチャです。



↑↑↑『下野武士・ちびひでさと』どちらも全10種 ↓↓↓



お散歩の途中や博物館観覧の際にミュージアムショップに足を運んでいただいて『秀郷ガチャ』楽しんでください。




居心地の良いレストラン/博物館レストラン



栃木県立博物館の2階にあるレストランは

大きな窓窓から四季折々の中央公園の姿や日光連山を眺望を楽しめるレストラン。

博物館内にあることもあり、静かで落ち着いた雰囲気。ちょっとレトロな感じもあります。




メニューのハンバーグはお肉感が感じられる手作りハンバーグ。

タルタルソースが美味しいチキン南蛮もおすすめです。

企画展に連動したメニューが期間限定で登場する事もありますよ。


限定メニューのお知らせは県立博物館公式SNSで発信されます。

テーマ展の見どころやイベント情報など、県立博物館の情報がアップされていますので、公式フェイスブックやインスタグラムで確認してみてください。


 

栃木県立博物館公式SNS

 

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お肉感抜群の手作りハンバーグ


たっぷりタルタル チキン南蛮



博物館レストランは館内・館外のどちらからでも入れて、レストランだけを利用することもできます。


日光連山を眺めながら、ランチタイムを過ごしたり、ティータイムをゆっくり味わったり。

もちろん、博物館観覧の一息タイムにもおすすめです。


白根山、男体山や大真名子山などの眺望


博物館の観覧料は大人260円、高校・大学生120円、中学生以下は無料

『M割』を使うと大人200円、高校・大学生100円になります。


*M割・・・

栃木県博物館協会が行っている共通割引制度「ミュージアム割引」

入館6ヵ月以内の対象施設観覧券の半券を持って来館すると観覧料の割引が受けられる

対象施設は下のボタンから確認できます。




6月第二土曜日、その翌日の日曜日。県民の日の6月15日。文化の日の11月3日は観覧料無料です。

*特別企画店は別途特別企画店観覧料が必要です。


栃木県立博物館


中央公園はお散歩にちょうどいい公園で景色も四季折々様々で何度行っても飽きずに楽しめます。日本庭園やロックガーデン、昭和大池の噴水など写真を撮っている人もよく見かけます。


博物館や美術館はテーマ展や企画展が大きな魅力の一つ!

2024年4月からの催し物案内が博物館公式Xに投稿されています。


栃木県立博物館公式X 令和6年度催し物案内


気になるイベントがあったら、足を運んでくださいね


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