栃木の武将“藤原秀郷”を知る街歩きイベントに参加してきました!
藤原秀郷をヒーローにする会は、数々の藤原秀郷にまつわるイベントやワークショップを開催しています。
今回は【第7回】宇都宮まちなか歴史さんぽ「栃木の武将『藤原秀郷』と妖怪『百目鬼』を知る街歩き」に参加してきました
藤原秀郷をヒーローにする会 理事の岡田さんのガイドを楽しみながら、下野一之宮、宇都宮二荒山の参道から街歩きスタートです。
二荒山神社は戦勝祈願の神とされる『豊城入彦命/とよきいりひこのみこと』が祀られた歴史ある由緒高い神社です。
95段の石段を上がると境内前の神門右手には神社の由緒書き。
由緒書きには「平将門の乱を平らげた藤原秀郷公を始め、源義家公・源頼朝公・下って徳川家康公などの武将の崇敬を受けられました」と記されています。
神社 社務所の宝物展示で秀郷公が平将門討伐時に着けていたと言われていた三十八間星兜に、秀郷公が明石の鋳物職人を招集したと言われる「佐野の天明鋳物」製の狛犬もじっくり鑑賞。また、二荒山神社の祭事の由縁を記録する文書「宇都宮二荒山神社祭礼絵図」には、秀郷公が平将門討伐の戦勝祈願にて霊剣を授かったことなどが記されています。
神社でいちばん大切な秋の祭礼は、秀郷公の大願成就を祝してになるのです。
藤原秀郷をヒーローにする会 理事の岡田さんのガイドを聞く
次のツアーポイントへ向かうため、二荒山神社を出ると、雲が厚くなり、チラホラ雪混じりの冷たい雨が…
皆で足早に百目鬼通りへ向かいます。
百目鬼通りでは民話などを交えて、参加者の皆さんと楽しみながらゆっくりと散策し、蒲生神社へ向かう予定でしたが、悪天候のため予定を変更し『県庁15階 展望ロビー』へ。
百目鬼通りの濱田屋本店の『百目や鬼』いただきました
百目鬼通りで記念撮影
晴れていると富士山や日光連山、赤城山など全方位を見渡せる展望ロビーですが、今回は厚い雲が低く広がり、残念な眺望。
しかし、岡田ガイドの魅力的なお話を聞きながら、皆さんイメージを膨らませ雲の向こうを感じているようです。
歴史さんぽ当日の眺望
晴れている時の眺望
県庁15階 展望ロビーには県内で最も高いところにあるレストラン「ダイニング 十五夜」があります
県産の食材や名産品など、ふるさと栃木の魅力を伝える“地産地消のダイニング&カフェ”です。
少しずつ色々な料理を楽しめるおおるり御膳
宇都宮市内を眺めながら、贅沢な時間を過ごせます。
ディナータイムは大きな窓越しに見える夜景がとてもキレイ。
◆ 佐藤功一博士設計の4代目県庁舎 ◆
「昭和館」として公開されている旧庁舎
設計は佐藤功一博士
早稲田大学に建築学科を創設したことで知られる、日本の近代建築を語る上で避けることのできない重要な建築家です。
早稲田大学・大隈講堂や日比谷公会堂を手掛けています
1938年から2003年までの65年間、県民に親しまれてきました。
現県庁舎を建てる際に、旧庁舎の中央部分を曳き家で現在の場所に移し保存しています。
結婚式や各種表彰式に利用されている講堂的スペース「正庁」のアーチ天井やシャンデリアは優雅で一見の価値ありです
アーチ天井にシャンデリア、優美な装飾が施された正庁
天候には恵まれませんでしたが、充実した歴史さんぽでした。
今後は、今回行けなかった「蒲生神社」をメインにした企画があるといいなと思っています。
県庁15階 展望ロビーで記念撮影
「街中歴史さんぽ」の詳しいレポートは「坂東武士図鑑公式サイト」で読むことができます
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