宇都宮のシニアを応援する情報紙「うつのみやシニア通信」編集長の今村です。今回はシニアを狙った悪質な詐欺行為の最前線について宇都宮中央警察書の寺内警部補にお話を伺いました!

ー 今回はシニアを狙った詐欺がテーマですが、テレビなどでよく目にする「オレオレ詐欺」は、さすがに皆さん警戒して被害は減ってきているのではと思っていたのですが実際はどうなのでしょうか?
寺内警部補…確かに「オレオレ詐欺」のような手口の詐欺は、減少傾向にあるのですが、今増えて来ているのが「預貯金詐欺」と呼ばれる手口です。実際、今年1月〜10月末までに発生した県内の詐欺による被害額は約2億7千万円にのぼり、手口がより巧妙になっています。
ー 増えているという「預貯金詐欺」の手口とはどんなものなのでしょうか?
寺内警部補…手口の一例がこちらです。

ー こうした詐欺の被害に遭わないためにはどうすればいいのでしょうか?
寺内警部補…これはあくまで一例です。手口は多岐に渡るため、不審な電話があった場合は、警察はもちろん、ご家族など身近な人に相談したり、通話を録音するメッセージが流れる特殊詐欺撃退機能付き電話に変えるのも有効です。
〜 特殊詐欺を防いだ街のヒーロー 〜
9月30日、セブンイレブン宇都宮御幸小学校前店(宇都宮市御幸本町4633−2)店員の露久保郁弥さんは同店を訪れた60代の男性が電子マネー30万円分を購入しようとしたため、特殊詐欺を疑い声をかけると
