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ヒビコレ家族の小さな旅『トロッコ列車のわたらせ渓谷鉄道』


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「トロッコ列車で体感する渓谷の風景、レトロな雰囲気も魅力」


秋の風に揺れるススキや紅葉を眺めながら、渡良瀬川の渓谷沿いを走る「わたらせ渓谷鉄道」。窓のないトロッコ列車やレトロな駅舎、駅弁も楽しめる人気のローカル線です。標高差があるため紅葉の見頃も長く、10月下旬~11月下旬まで渓谷の色づきを満喫できる、小さな鉄道旅に出かけてみませんか!


わたらせ渓谷鉄道は、群馬県桐生駅から栃木県間藤駅までを結ぶ全長44.1kmのローカル鉄道です。かつての国鉄足尾線を引き継いだ路線で、渓谷沿いをゆったり走るトロッコ列車やレトロな車両が特徴。

沿線には趣ある駅舎や自然豊かな渓谷、四季折々の花や紅葉スポットが点在し、列車に揺られながら景色を楽しむ“小さな鉄道旅”にぴったりです。



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映画のロケ地にもなった足尾駅舎
映画のロケ地にもなった足尾駅舎

足尾駅は、映画『海街diary』と『ラーゲリより愛を込めて』のロケ地として使用され、そのレトロな駅舎や周辺の自然が映画の雰囲気を引き立てています。周囲の自然と相まって、レトロな雰囲気が漂う駅舎で、列車を待つひとときも特別な時間に感じられます。



彼岸花で赤く染まる線路脇
彼岸花で赤く染まる線路脇


力強く走るディーゼル車両『わたらせ渓谷号 DE10-1537』
力強く走るディーゼル車両『わたらせ渓谷号 DE10-1537』

栃木方面からは足尾~大間々間を走る『わたらせ渓谷号』と間藤~桐生間を走る『トロッコわっしー号』があります。今回は普通列車で大間々駅へ向かい、トロッコ列車で足尾方面に帰って来ました。


トロッコわたらせ渓谷号は、銅色と金色の塗装が特徴の「DE10-1537」と赤い車体の「DE10-1678」2両のディーゼル機関車が交替で牽引しています。



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足尾駅に停車中の赤色車両『DE10-1678』
足尾駅に停車中の赤色車両『DE10-1678』


10月下旬から11月下旬にかけて楽しめる紅葉の渓谷美。標高差があるため紅葉の期間が長く、渡良瀬川沿いの赤や黄に色づく景色を堪能できます。

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列車の窓から眺める栃木県側の渓谷は、渡良瀬川源流域の荒々しい岩肌と急流が迫力満点です。




【動画】渓谷沿いを走る




列車が線路沿いを駆け抜けるたび、渓谷の迫力と自然の雄大さが身近に感じられ、思わず景色に見入ってしまいます。渓谷の壮大さと列車のスピード感が一体となり、自然の力強さを身近に感じられる瞬間でした。




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群馬県側は、緩やかな渡良瀬川に映る紅葉も楽しめます。

川面に映る空や木々の景色を眺めながら進み、先ほどの荒々しい渓谷とはまた違った、落ち着いた自然の美しさを感じられます。


わたらせ渓谷鐵道 第二渡良瀬川橋梁
わたらせ渓谷鐵道 第二渡良瀬川橋梁



【動画】幾つものトンネルを抜けて




短いトンネルに入ったり出たりするたび、ちょっとしたワクワク感があります。列車の揺れとスピード感が心地よく、山あいを駆け抜ける爽快さを感じられます。光と影が次々に入れ替わる車窓の景色も、わたらせ渓谷鉄道ならではの楽しみです。




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トンネルの中では、天井に取り付けられた12,000球のイルミネーションが点灯され、星空のように車内を照らします。神戸~沢入間の草木トンネルでは、約10分間、幻想的な光に包まれながら列車が走行し、外の景色が見えない間も光の演出で楽しい時間を過ごせます。



トロッコ弁当
トロッコ弁当

旅の楽しみのひとつは、やはりお弁当。

今回は、わたらせ渓谷鐵道名物の「トロッコ弁当」をいただきました。こちらは車内でも購入できます。地元食材を使った素朴な味わいで、車窓の景色を眺めながら食べると、いっそうおいしく感じられます。

列車の揺れに身をまかせ、のんびりと味わう時間も旅の醍醐味です。



これからの季節は、沿線の木々が少しずつ色づき始め、車窓からは紅葉に包まれた渓谷の風景を楽しむことができます。レトロな車両に揺られながら、秋の澄んだ空気とともにのんびりとした時間を過ごすのもおすすめです。

自然の美しさと鉄道の魅力が詰まった、わたらせ渓谷鉄道の旅をぜひ体感してみてください。





わたらせ渓谷鐵道


☎︎ 0277-73-2110

(土日祝除く 9:00~17:00)


ホームページ:https://www.watetsu.com/



 
 
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