今回は毎月『ヒビコレ文化教室』を開催しているACぷらざ周辺をご紹介!
昔とはずいぶん変わって知られていないお店も増えています。
【見どころ】オリオン通り商店街/変化している商店街
オリオン通りは1948年に発足した歴史ある商店街。全蓋アーケード設置は1967年で、その後1990年にポリカーボネート(日本初)によるアーケードに建て替えしています。
七夕祭りを4つの商店街共同で開催したり、全国商店街商店サービスコンクールで通商産業大臣賞を受賞したり、歴史ある商店街です。
日が暮れてライトアップされたオリオン通り
日中のオリオン通りには賑わいが少しずつ戻ってきています
2006年に市民広場「オリオン・スクエア」が開設されました。
通称「オリスク」では1年を通じ様々なイベントが行われ、オリオン通りの賑わい創出に繋がっています。
ホリデーシーズンの12月は「うつのみやイルミネーション 2023」開催中
市内中心部が色とりどりにライトアップされています。
シンプルなイルミネーションがアーケードに反射して静かにキラキラ
オリオン・スクエアも釜川もキラキラ!ライトアップ💡
「宇都宮イルミネーション 2023」は1月31日まで
全蓋がついた商店街は天候に左右されず買い物ができ、近代的でオシャレなスポットとして人気を集め、全国でアーケード商店街が誕生しました。
日本全国、有名な全蓋アーケードで真っ先に浮かぶのは北九州・小倉の「魚町天銀街」
ここは全蓋アーケード発祥の地です。
他にはイタリア ミラノの「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」みたい!とSNSで話題になった香川県「高松丸亀町商店街」などが人気ですね。
かつて人でいっぱいだった各地のアーケード商店街は人々の暮らしが変わるにつれて、その賑わいに影が差します。
自家用車が市民生活に溶け込み、大規模小売店舗法が廃止され、郊外に大型商業施設が建ち始めると客足はアーケード商店街から大型商業施設へと流れだし、1975年頃から特に地方都市の中心商店街から賑わいが消え始めます。
シャッター街などと揶揄された各地の商店街ですが、世代も変わり、街を見直し、新たな視点からの再生計画があちらこちらで始まっています。
先の香川県「高松丸亀町商店街」は1998年に活性化計画を立ち上げ、再開発に着手し、今も立ち止まる事なくチャレンジし続けていますし、大分県臼杵市の「中央通り商店街」はアーケードを撤去し、電柱の地中化などを行って、名称も「八町大路」と新しくして、地元民や観光客で賑わっています。
オリオン通り商店街も以前とは違ったカタチで"市民と観光客が楽しめる・集まる"商店街になるように進化中ですね😃
【甘味どころ】pâtisserie Infini/チョコにこだわったお店
長らくオリオン通りにはケーキ屋さんがなかったはず…
オリオン通り周辺に来た時におやつを買うのは東武百貨店一択だった記憶があります。
そこに2022年オープンした「pâtisserie Infini /パティスリー アンフィニ」
pâtisserie Infini /パティスリー アンフィニ
前情報で「ショコラティエ」と知って期待大!
そこにこの佇まいでさらに期待は特大!!
店内に入ると「ショコラ・ショコラ・ショコラ・ショコラ・ショコラ」
ショコラの波状攻撃で脳内ショコラ戦線が激戦状態に!
食べると幸せ物質を生み出すショコラだけれど、アンフィニのショコラは見ているだけでも幸せ物質が出てきてしまう。
隣のショーケースにはキラキラなケーキが!
脳内スポンジ&ホイップ戦線も活発化してしまう。
そんな中、空っぽのシューがショーケースの上でこちらを見つめています。(見本なのですが、とてもリアル)
このシューはクリームを入れて貰うのを待っているシュー!!(の見本😀)
リアルな見本で既に美味しそう
少し柔らかめの艶々カスタード
シュー生地はクリームを注入するとしっとりしてしまいますが、アンフィニでは注文を受けてからクリームを入れるのでザクザクシュー生地の食感はそのままに、バニラの香り豊かなカスタードクリームのとろみ感を楽しめる。
余談ですが、私はシューの上部分をスプーン代わりにして、クリームを掬いながら食べるのが好き❤︎
お土産にショコラを少々購入。
1つから買える「ボンボンショコラ」は手土産や自分へのご褒美にもGood!
どれにしようか迷う時間も幸せ時間 ♪♪
アンフィニは店内飲食もできるので、ちょっとひと息つきたい時にもおすすめ。
宇都宮イルミネーションを見て、休憩スポットとしてもいいかも。
帰りがけ入店時から見て見ぬふりをしていた「ホットショコラ」にあがらえず、大きな声で「ホットショコラください!!」と胸を張ったのは言うまでもなし…
pâtisserie Infini/パティスリー アンフィニ
住所 宇都宮市江野町7-7
営業時間 10時〜19時
定休日 水曜
TEL. 028-615-7331
【甘味どころ】豊洲市場から直送! 魚浜/店主は豊洲の仲買人!
今年7月オープンの「魚浜」は豊洲市場直送の新鮮で美味しいお魚が手に入ると瞬く間に人気になった鮮魚店。
魚浜は鮮魚店なのでお魚を購入できるのは当たり前ですが、イートインもできるのです。
西京焼きにめちゃくちゃ惹かれたのですが、今日は鮪丼にしました。
お好みの単品と白米で「自分定食」もおすすめですよ。🍚🐟
昼飲みができるのはポイント高し!
お天道様が高いうちからお酒を飲めるのは大人になって良かった事のひとつ。
美味しい海の幸を肴に冷たい日本酒。怠け者の自分にあえてのご褒美。
日本酒は店主が選んでいるそうで、新しい銘柄の入荷や鮮魚の入荷状況などは公式インスタグラムに随時アップされています。
次は必ず西京焼きを食べる!
魚浜
住所 宇都宮市江野町2-11
営業時間 12時〜21時
定休日 水曜
TEL. 028-637-7777
がんばれ! 街なか!!
なくなってしまったお店もあるけれど、新しくオープンしているお店もたくさんあることにちょっと驚き😆
昔、東武百貨店側からオリオン通りを見ると、「西に向かってなだらかに下っているオリオン通りは人々の頭ばかりで黒く見えた」とある人が教えてくれました。
そんな当時と比べるととても静かになってしまったオリオン通り商店街ですが、商店街の人たちは協力し合って"賑わい"創生に取り組んでいます。
オリオン・スクエアでも12月の各週末、色々なイベントが行われていますよ。
※イベントカレンダーは公式サイトをご確認くださいませ
懐かしいお店でランチをしたり、新しいお店を見つけたり、イベントに参加したり。
これからも頑張っているオリオン通り商店街を応援していきたいですね!
2023年ももうすぐ終わり。
今年も色々なところへ行きました!
ご協力いただいた皆さんには感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
さ〜て、2024年はどこに行こうかな〜😄