ヒビコレ家族の小さな旅【日本三大神宮 千葉県香取市 香取神宮】
- miyamotosenior
- 5月9日
- 読了時間: 3分
更新日:5月12日

栃木県からは訪れる方が少ないと言われる香取神宮。
平安時代の歴史書『延喜式神名帳』では、格式の高い神社として、伊勢神宮・鹿島神宮とともに『日本三大神宮』の一つとされています。

また、茨城県の鹿島神宮や息栖神社と合わせて『東国三社』とも呼ばれる、霊験あらたかな紀元前643年から続く神社です。

御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)<又の御名伊波比主命(いはひぬしのみこと)>
古くから国家鎮護の神として皇室からの御崇敬が最も篤く、特に『神宮』の称号は明治以前には伊勢・香取・鹿島のみ、中世以降は下総国の一宮、明治以後の社格制では官幣大社とされていました。


香取神宮は、全国に約400社ある香取神社の総本社。鹿島神宮と香取神宮は、武神として朝廷や藤原氏から崇敬されてきました。

また、両宮の要石は、地中に棲む大鯰の頭を鹿島、尾を香取で貫き、地震を鎮めていると言われる、一対の神宮です。

森の緑と橙のコントラストが美しい楼門。本殿・拝殿ともに江戸幕府の造営によるもので、日光東照宮や大猷院に共通する建築様式です。

門前では楽しく食べ歩きも
駐車場から直ぐの入口参道には賑やかな看板とお土産店に迎えられます。茶店では、お食事に焼きたて団子や葛餅などの食べ歩きも楽しめます。





香取神宮
千葉県香取市香取1697-1
授与所・御朱印受付の時間:8時30分~17時
(祈祷受付~16時30分迄)
(宝物受付~16時00分迄)
☎︎ 0478-57-3211
ホームページ:https://katori-jingu.or.jp/
神宮から車で10分。
「江戸まさり」と言われるほどに栄えた『蔵の街佐原』
利根川水運で栄えた江戸情緒あふれる街並みは、建物探訪だけでも楽しめます。
お食事は、お洒落なイタリアンやフレンチなど、旧家を活かした店舗が立ち並び、どこも大人気。予約がおすすめです。



宮定
住所:千葉県香取市イ1899
営業時間:10時30分〜21時
☎︎ 0478-52-3397

いかだ焼本舗 正上
住所:千葉県香取市イ3406
営業時間:月〜土 9時〜17時
日曜日 10時〜16時
☎︎ 0478-54-1642
ホームページ:https://www.shoujyou.com/
香取神宮から車で18分。
東国三社、交通安全に縁結びの御利益がある
『息栖神社』いきすじんじゃ
息栖神社の主祭神は久那斗神(くなどのかみ)を主神とし併せて天鳥船神(あめのとりふねのかみ)が祀られています。天鳥船神は『古事記』に登場する神様で、鹿島神宮の主神、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)の案内役を務めた神様で、交通安全にご利益があるとされています。一の鳥居の両脇には「日本三霊泉」の1つに数えられる忍潮井(おしおい)という井戸があります。中にある2つの瓶はそれぞれ男瓶おがめと女瓶めがめと呼ばれていて、男女で自分の性別と逆の井戸の水を飲むと結ばれるという言い伝えがあります。



息栖神社
茨城県神栖市息栖2882
社務所開設:8時30分~16時
御朱印受付:9時~16時
☎︎ 0299-92-2300
ホームページ:https://ikisujinja.com/
息栖神社から車で18分。
東国三社、日本神話最強の神様 武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)が 奉られる『鹿島神宮』
栃木県民にも馴染みの深い常陸国一の宮『鹿島神宮』東国三社巡りには、正式な順序はありませんが、三社の中で鹿島神宮は「鹿島立ち」(旅立ち)といわれ、古来の武士たちが鹿島神宮で武運を祈願してから出発したことから、1番目に鹿島神宮を参拝するのが良いという説もあります。



鹿島神宮
茨城県鹿嶋市宮中 2306-1
神符守札授与所:8時30分~16時30分
御祈祷受付:8時30分~16時30分
☎︎ 0299-82-1209
ホームページ:https://kashimajingu.jp/