5月のヒビコレうつのみやがお送りする「ヒビコレ家族の小さな旅」は
栃木県の県庁所在地「宇都宮の街なか」です!
宇都宮の名所「二荒山神社」
宇都宮の街で存在感を放つ「二荒山神社」
ずーっと「ふたあらさんじんじゃ」だと思っていたら「ふたあらやまじんじゃ」だった…
日光の「二荒山神社」と区別するために「宇都宮二荒山神社」と呼ぶそうで、昔々は「宇都宮大明神」なんて呼ばれていたこともあったんですって(大魔神みたいでカッコいい😎)
今の通称は「二荒さん」
二荒さんは明神山の山頂に鎮座しています。(ちょっと高い丘だと思ってた)
主祭神は「豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)」
武徳に優れた神様で、、藤原秀郷・源頼朝・徳川家康などなど有名な武将たちが戦勝祈願に訪れ、寄進や社殿の改築をしたと言われています。
※明神山、臼が峰など名称には諸説あります。
904年 藤原秀郷が二荒さんで授かった霊剣で朝廷反乱軍となった将門を討ったそうだし(平将門の乱(日本史で習いましたね))、那須与一は扇の的を射るときに「日光権現、宇都宮、那須の温泉大明神」と唱えたと言われているのですって!
さすが二荒さん👍 戦いの神様と言われるだけのことはある。
「武士の祖」は栃木人?!
二荒さんと縁の深い「藤原秀郷」
平安時代の人物で生年不詳(一説では寛平3年/891年生ー天徳2年/958年or正暦2年/991年没)
別名「俵藤太(たわらのとうた)」
室町時代に完成した俵藤太絵巻の「近江三上山のムカデ退治伝説」で有名
他にも百目鬼(目がいっぱいある鬼)を退治した話もある!!
武道に優れ、勇敢な秀郷はまだ「武士」という概念のなかった時代でも「武士」らしい行いをした人物です。
妖怪退治と共に有名なのは平将門の乱を終わらせたこと。
平将門征伐に向かう秀郷は二荒さんで戦勝祈願をし霊剣を賜り、その霊剣で将門を討ったと言われています。
この様子は「二荒山神社祭礼図絵」に描かれていますよ。
宝物として秀郷がかぶっていた兜(かぶと)やこちらも秀郷が明石の鋳物職人を連れて来て武器を作らせたことが始まりの天明鋳物(佐野)で作られた狛犬などを見学することもできます。
二荒さんの毎年秋(10月21日)に行われる例祭は将門の乱の鎮撫奉賽の勅祭として940年から始まったそうですよ。
菊水祭では流鏑馬(やぶさめ)が見られますね。
住所 | 栃木県宇都宮市馬場通り1丁目1−1 |
問い合わせ | 028-622-5271 |
アクセス
sweet&cafe FLAGSでほっこり
パティスリーフラッグスの姉妹店。
コーヒーにこだわっていて「LAVAZZA/ラヴァッツァ」が飲めます。
ラヴァッツァはエスプレッソの本場イタリアで、最も売上数が多いと言われるまさに「イタリアNo1」ブランド。深いコクと豊かな苦味が特徴的なコーヒーです。
ケーキに合わせても良し、新商品の「ティラミス(ラヴァッツァ使用)」で舌鼓を打つもよし。
もちろんランチも充実。人気は「煮込みハンバーグ」
お値段もリーズナブルでおなかもお財布もHAPPY❤️
ちょと懐かしいデミで煮込んだハンバーグはご飯ともよく合います。
落ち着いた優しい色合いの店内は雰囲気もよく、長居してしまいそう。
栃木県に縁の深い川上澄生作の絵がとても可愛いです。
sweet&cafe FLAGSは
二荒山神社鳥居左手の青い看板が目印です。
アクセス
妖怪の名前がついた和菓子
妖怪😈百目鬼の名を冠した「百目や鬼-どうめきやき-」
「百目鬼通り」の入り口にある上品な佇まいの「濱田屋本店」がつくっている和菓子です。
濱田屋本店は創業明治37年の老舗和菓子店。
「菓子職人」「菓子道」などと言いますが、濱田屋本店の和菓子たちも一つ一つ卓練の技術を感じることができます。
日本人の人間を取り巻くものへの愛情やその気持ちを何かに写す感性ってホントすごい!
和菓子って「引き算のデザイン」なんだなって感じました。
見て嬉しい和菓子は、食べるともっと嬉しい!あんこがとっても美味しいですよ。
心を落ち着けてお茶を丁寧に淹れたら、美味しい和菓子食べながらゆったりと流れる時間にいっとき全てを預けてしまうのもいいかもしれませんよ。
住所 | 栃木県宇都宮市塙田2-5-23 |
問い合わせ | 028-622-4377 |
営業時間 | AM9:00~PM5:00 |
定休日 | 日曜日(祝日は不定休・正月休・夏休暇等) |
アクセス
近所や地元を旅目線で捉えてみる
5月は宇都宮の「街なか」を特集しました。
ヒビコレ家族の小さな旅は自分の身近な場所を「旅」してみる企画です。
美味しいものや名所旧跡、新しいスポットやもっとみんなに気づいて欲しい場所…
そんなアレコレをこれからも紹介していきます。
皆さん、緑が毎日濃く、深くなり、空の青緑が輝く初夏を楽しんでくださいね!